2014年5月28日(水曜日)



☆2015年完成予定「地域密着型サービス施設」の設計

                           (小規模多機能型居宅介護、認知症対応型共同生活介護)
 
 現在、2015年完成予定の福祉施設の設計を日本プランニングがしております。
 この建物は「木造3階建て耐火建築物」になっています。

          敷地面積 7,465.247u
      建築面積    499.44u
     延床面積    約1,301.16u
                   
                              記事担当  中村 佳恵




2013年10月23日(水曜日)

住所 〒558-0004 大阪市住吉区長居東4-11-3-102号 タケ&ハルビル第2
  ☆ 2013年10月28日に事務所を移転いたします、新事務所の住所は下記になります。

10月28日引越し予定です、しばらく正常な業務ができない恐れがありますが
宜しく 引立ての程 お願いいたします。


日本プランニング一級建築士事務所の新しい住所
〒558-0004  大阪府大阪市住吉区長居東4-11-3-102号 タケ&ハルビル第2

※地下鉄御堂筋線 長居駅6番出口を出て 2分

                              記事担当  中村 一幸



2013年03月09日(土曜日)



姫路あいめっせ で講演

  ☆ セミナー情報 シニアのための人生整理術 元気なうちにやっておきたいこと

人の死は突然やってきます。
体力気力のあるうちに、自分でしっかりと判断ができるうちに、今までの暮らしや物をきちんと
整理し、いざという時に備えることで、充実した老後を過ごすことができるのです。

どう見極めて物を手放し人生のその時を迎えるのか・・・老後をどこで過ごし、老後・死後を誰に託すのか・・・
家族間トラブルをおこさないためにも、今からやっておくべき人生の整理術のノウハウを専門家に学びます。

ぜひご参加ください。

                                                     記事担当  中村 一幸



2013年03月01日(金曜日)



消費税と建築時期

  ☆ 消費税が上がる

今年9月末日までに請負契約を締結した場合には、経過措置の適用により、平成26年4月以降の引渡物件であっても
5%にて建物建築が可能となります。
ですから、ハウスメーカー住宅営業マンは、9月末日までの請負契約締結を顧客に提案する行動に出ると思うのですが、
住宅減税・給付金の金額が固まるまでは、本当に消費税増税前に建てる方が得かどうか、今年夏ごろまで分かりません?

給付金の額が固まる夏ごろまで様子を見て、その概要が明らかになり、やっぱり消費税増税前に契約を締結した方が「お得」
となった場合には、請負契約を9月末日までに締結するという判断も出てくると思います。

人生で一番高価な買い物といわれる住まい、世界で一つの我が家づくりには設計という時間も必要です。
通常新築の場合、建築主のご要望を実現する基本計画に約3か月、実施設計に2か月ほどかかります。
実施設計に元づき、数社の工務店に見積もりをお願いし、工事業者が決定するのに1か月ほどかかります。
請負契約を締結するまでには、約5か月〜6か月ほどの設計という時間がかります。

                                                     記事担当  中村 一幸



2013年02月08日(金曜日)


電話の歴史博館
建設リポート
  ☆ ロボット か?
      
  上の写真はなんだと思われまか? 怪獣? 新型のロボット? 
   ユーモラスな電話の歴史をさかのぼると色々の事が見えてきます。
    大阪の住吉区に私設の電話機博物館がこの秋オープンします。お楽しみに
  
  電話グラフィティのホームページはこちらから

                                                     記事担当  中村 一幸



2013年02月08日(金曜日)

電話の歴史博館
建設リポート
  ☆人と人をつなぐ電話の歴史(電信)は、便りをまつ、松(まつ)の木(気)で始まった?

      
  東京逓信博物館に電信媒体の展示があります、上の写真は当時(明治)の電信柱ならぬ松の木を電信柱として
   利用していた事をす貴重な資料です。身近な電話の歴史をさかのぼると色々の事が見えてきます。
    大阪の住吉区に私設の電話機博物館がこの秋オープンします。お楽しみに
  
  電話グラフィティのホームページはこちらから

                                                     記事担当  中村 一幸




2013年01月05日(土曜日)



明けまして、おめでとうございます。
  ☆電話の歴史博物館がいよいよ建設にかかります。

  


  前回のコラムは☆霜月(しもつき)

                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年11月15日(木曜日)


☆資金と土地以外に家づくりに必要なもの

家づくりに不可欠なものは資金と土地ですが、それ以外に必要なものがあります。

新しい家には誰と誰が住まい、そこで住まう人が何をしたいのか。
これまで別々に住んでいた人たち(家族)が、一軒の家に住まうための家づくりなのか。
そして、ライフスタイルやライフリズムは変化するのか、しないのかなどというように
過去を振り返りつつ、新しい家での住まい方を考えていかないとならないのです。

具体的には、そこに住まう家族(人たち)それぞれの朝昼晩の食事時間、寝起き時間、帰宅時間等々の違いによって
間取りや部屋の位置を配慮する必要があります。

それ以外にも、当事務所ではもっと沢山の事柄をお伺いして、既成ではない住まう方の住みたい家、ライフスタイルにあった家を
ハウスメーカーでは出来にくい丁寧な打ち合わせをする家づくりをさせていただきます。


前回のコラムは☆霜月(しもつき)

                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年11月1日(木曜日)

☆霜月(しもつき)

今日から11月。
秋なのに、昼間は暖かい日がけっこう続いていました。
しかし、そういった日々も終わりになり、朝晩の冷え込みと同じように昼間も気温が下がっていくようです。
それにつれて服も冬支度をしなければならないですね。

さて現在計画中のお客様の長年の夢であった電話博物館は基本設計が終了し、実施設計の段階に移行しました。
そして来年から、いよいよ工事着工です。
工事が始まったら、現場ブログを立ち上げる予定です。
ブログが立ち上がりましたら、この「住まい便り」でお知らせいたしますので、ご興味のある方は、お立ち寄りくださいませ。

前回のコラムは☆家を建てるための土地

                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年10月23日(火曜日)

☆家を建てるための土地

土地探しについては、いくつかのポイントがあるのですが、今回は土地の形について記述いたします。
家を建てるための相応しい土地の形とは?

紙にあなたが家を建てたいと思われる土地の形を書いて見て下さい」と言われたら、皆様はどのような形の土地を描かれますか?

たぶん正方形や長方形などのきれいな形の四角形になるのではないでしょうか?
これらの形だと、建物がきれいな形で建ち上がりそうに思いますよね。

綺麗に区画整理された分譲地や分譲住宅だと、このような土地の形はあるのですが、
現実は綺麗に区画整理された分譲地以外は、無駄のない、きれいな形の土地を見つけるのは至難の業です。

しかし、正方形や長方形などのきれいな土地の形にこだわらなくても、設計事務所(建築家)の設計力があれば、
変形敷地(変形地・変形土地)でも、それに合わした住みやすい家を建築家・建築士が開設している設計事務所であれば、
建てられます。むしろ、その土地の特性を活かしアイデア満載の家になるかもしれません。

但し、建築基準法や自治体の条例・用途地域・道路状況・埋立地・両隣の家の様子等々で、家を建てるのが
困難や建てられないなどの場合もあります。

前回のコラムは☆コンクリート打ちっぱなしの建物

                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年10月01日(月曜日)

☆コンクリート打ちっぱなしの建物

街中を歩いていると ときおり見かけるのがコンクリート打ちっぱなしの建物です。
それらは汚れを含んだ雨にさらされているためにたいてい黒ずんだ汚れがあります。
またコンクリートと組み合わした鉄骨などの錆びが茶色いシミとなってコンクリートを汚しているものも見かけます。

一見おしゃれに見えるコンクリートの打ちっ放しですが住み始めてから、手入れを何もしないで放っておくと
前述のような黒ずんだ汚れや錆びなどのシミになっていまします。

また夏の暑い外気、冬の寒い外気や紫外線が素顔のコンクリートに直接、当たることになるので、
エコの点から見ても不経済で外観の傷む速度(ひび割れ等)も速くなります。
外観のきれいさを保つためには、コンクリートクリーニングの専門業者に依頼して、定期的に汚れをとってもらうことが必要です。

そして外だけではなく内側(室内の壁)もコンクリートの打ちっ放しにすると結露が起こりやすく、そのためにカビも発生しやすくなります。

好みの問題もありますが、快適な家を望まれる方は、内外ともコンクリートの打ちっ放しは、お勧めいたしません。

前回のコラムは☆家づくりの間取り計画「客間(応接室)」は必要?不要?

                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年09月26日(水曜日)

☆家づくりの間取り計画「客間(応接室)」は必要?不要?

自宅に知人や友達が遊びに来たとき住まいの中で、どの場所に案内し過ごしますか?

ダイニングテーブルや座卓など、ふだん家族が集っているところではないでしょうか。
また客間や応接間がある方はそちらのほうに知人や友達を案内されることはありますか?

費用や土地に余裕があり、あえて客間や応接室に通さなければならない訪問客が、よく来られるという家であれば必要だと思いますが。


しかし一般的な家庭の客間や応接室の利用率は一年間でどれくらいでしょうか? 

1〜2回ぐらいであれば、その部屋に使うスペースを他の部屋を大きくしたり、客間・応接室をなくすことで
それにかかる費用を節約することもできます。

最近の家づくりでは客間や応接室を作らずに、リビングを大きくしたりフローリングに畳コーナーを
設置したりというケースがあります。

家族の癒し・安らぎ・憩いなどの日常を大切にする住まいを求められている方が増えてきています。

これから家づくりをしたいと考えておられる方は、どのようになさりたいでしょうか? 

前回のコラムは☆家づくりが出来るかどうかの最大のポイント!
                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年09月24日(月曜日)

☆家づくりが出来るかどうかの最大のポイント!

家づくりがスムーズに行えるかどうかの最大のポイントは何だと思われますか?

住宅資金?・・・ではありません。

それは「決断力」なのです。
確かに希望の家を建てるには1にも2にもお金が必要ですが、たとえお金や土地があったとしても決断力がなければ
いつまで経っても家が建つことはありません。

建て替えを含む家づくは選択、決断の連続です。
今はインターネットで情報を集めたり、書店で何種類もの雑誌や本などがあり、昔に比べ家づくりに関しての知識は容易に得られます。

ある程度調べたら次は、家づくりを頼むところを探すために、いくつかのところに連絡をとり訪問します。
そこで自分たちの家づくりに関して話をしたり質問したりして希望を叶えてくれるところを1社に決定しなければなりません。まず、ここの段階で
迷いや躊躇が出てくると、この先に進むことが難しく断念するといったことになります。過去に家づくりを考え調べ、いくつかの会社を訪問した
けれど、結局あきらめてしまったという方は、年月が経っても同じ事を繰り返してしまいます。


多額の費用を要するために、本当にここに決めてしまって良いのだろうか? 他にもっと良いところがあるのではないか?などの迷いが出て
家活ブルーに陥る結果になります。ある意味、結婚におけるマリッジブルーと似ているような気がします。そのような迷いが1度起きてしまうと
堂々巡りになり、決断するといったことがなかなか出来ません。


家を建てる、家を建て替えるということは選択、決断の連続です。
インターネットや本で知識を得るとき、同時に選択、決断が出来るようにされておくほうがスムーズに家づくりができる最大のポイントだと思い
ます。


 前回のコラムは☆キッチンのスタイル
                                                     記事担当  中村 佳恵



2012年09月18日(火曜日)

☆キッチンのスタイル

キッチンのスタイルには大きく分けると下の3つの種類になります。

@対面式(オープン型)キッチン(アイランド型も含む)
A壁に備え付けたキッチンBクローズ型キッチン(独立型)
Bクローズ型キッチン(独立型)

それぞれにメリット・デメリットはありますが、圧倒的に不満が少ないのが@の対面式のようです。
対面式はリビングのフロアに設置することが多く、リビングで勉強や遊んでいる子どもの様子が見ることができる。
キッチンからテレビを見ることが出来る。リビングにいる家族とキッチンからでもコミュニケーションがとることができる等々で
良いという声があります。

一方で、マイナス面として、リビングと同じフロアにあるために、調理中の料理のにおいがリビングにも広がる。
カウンターの高さが十分ではなかったために、リビングからキッチンのモノがよく見えるので来客時は気を使う等々

また家づくりにおいてキッチンで「失敗したなぁ〜」ということでは炊飯器、ポット、レンジの位置をしっかりと
考えていなかった為、作業スペースが思ったより狭くなってしまったということがあるようです。

日本プランニングでは、そのようなことがないように、住まいにある「モノ」のリストを作っています。
そしてキッチンでは、どこに何をということもお伺いしたり、提案したりしております。

 前回のコラムは☆家づくり」〜はじめの第一歩〜住まいに求めるものは?

                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年09月14日(金曜日)

☆家づくり」〜はじめの第一歩〜住まいに求めるものは?

「家づくり」〜はじめの第一歩〜住まいに求めるものは?家づくり計画がスタートしたときに、まず最初に考えることは
家という建物に求めるものは何かということです。

それにより、さまざまな工法の中から選択をしていきます。
2×4(ツーバイフォー)工法やプレハブ工法だとリーフォームの際、木造在来工法で建てられた家より、さまざまなことで制限があります。

お子様が独立したあとの間取り変更や退職後、自宅を利用して店舗開店などの思いのある方は、2×4(ツーバイフォー)工法やプレハブ工法
は考えられたほうがよいかも知れませんね。


二番目は家の中で求めるものは何かということです。
雑誌を読んでいて目に留まったものがあったので、手帳にメモをとった言葉がありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「欲しいもの」と「必要なもの」との違い
欲しいものが必ずしも必要なものとは限らない
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上の言葉が記してありました。これは家づくりにも共通すると思いました。

例えば、部屋の中にアクセントとしてなるインテリアがそうではないでしょうか。
インテリアは電気・ガス・水道とは違い、生きていくために必ず必要ということではありません。
しかし、家の中が生きていくためだけのものだけで整えると殺伐とした冷たい雰囲気になりそうです。
インテリアは部屋のなかを明るく、楽しく、そして暖かい雰囲気を演出するという役割を持っています。

以上のように建物の工法、そして間取りを含んだ家の中などで、あなたや家族がどのようなことを
住まいに求めるかが、「家づくり」はじめの第一歩になります。

 前回のコラムは☆広い部屋なのに居心地が悪く感じるのは?
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年09月12日(水曜日)

☆広い部屋なのに居心地が悪く感じるのは?

現在の住まいで一番、広い部屋はリビングではないでしょうか。
応接間が夢だった昭和時代とは違い、平成の家づくリは家族が集ったり、住まう人がくつろぐことができるビングに変わっています。

しかし、そんな場所が何故か居心地が悪く圧迫感を感じるというケースがあります。
広いはずなのに圧迫感を感じる原因のひとつに天井の高さ(天井高)が影響しています。 
一昔前の天井高は1.8mか2mでした。今、この天井高で作ると、圧迫感を感じる住まいになるかと思います。

最近は2m40〜50pの天井高が一般的ですが、それでも部屋の中に梁が通っていると、
その梁が目に入り圧迫感を感じることになります。
また部屋の縦横の比率、配色、カーテンボックスの配置なども関係してきます。

リビングは、1人でも家族の集いでも住まう人にとって、一日のなかで過ごす時間が最も多い場所となっています。
そのようなところだからこそ、圧迫感を感じない住まいづくりが必要だと思います。  

 前回のコラムは☆持ち家計画が上がったときに考えること
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年09月10日(月曜日)
☆持ち家計画が上がったときに考えること

夫婦や家族のなかで「持ち家計画」が話に出たとき、さまざまな事を考え調べることが大事です。
土地探しから始める場合、更地か中古物件を購入するか。

更地だと、どのような地盤であるか、地震や建設工事などの連続した振動のために
液状化現象の起こりやすい土地・崖地・盛土など将来的に建物や日常生活に支障をきたしそうなことはないかを
確認する必要があります。

また中古住宅を購入するときのチェックポイントの一つとして1981年以降、もしくは2000年以降に建てられたものを目安に
探されることをお勧めいたします。

なぜ1981年以降、2000年以降なのかといえば、1978年に発生した宮城県沖地震で耐震基準が抜本的に見直され、
新耐震設計基準が施行されたのが1981年。そして1995年に発生した阪神淡路大震災の教訓を生かし、建築基準法が改正されたのが
2000年なのです。

安心・安全な家に住まうために、これら以外に沢山の事柄を調べ、考え選択する必要があります。

当事務所では、土地探しや中古住宅物件購入などのセカンドオピニオンアドバイス業務も行っております。
ご希望の方は電話・メールにて、ご依頼内容を仰ってください。

前回のコラムは☆ちょっと待って!消費税増税による家の駆け込み購入
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年09月4日(火曜日)
☆ちょっと待って!消費税増税による家の駆け込み購入

平成26年4月に8%、27年10月に10%へ2段階に引き上げられることが決まったことにより、TVの情報番組では
さまざまな家計の節約術を紹介しています。増税は日々の買い物も家計を圧迫しますが、車や家を手に入れるときに8%、10%
の税額は現行の5%に対して、かなり大きな差になります。そうすると今の間に家を手に入れておくべきだというムードになります。
また、少しでも負担の少ないときにと思うのが常ですが・・・・。

しかし、住まいに対して、はっきりとした思いもなく、増税になる前に一刻も早く家を手に入れなければということのみにとらわれると、
欠陥住宅などを買わされることにもなりかねません。そうなれば増税分、得したと思っていたのに、
それ以上の損害が出る可能性があります。

ご自身の現在の手持ち資金、現在での収入に対して住宅ローンの借入限度額はいくらぐらいか、
なぜ家を手に入れたいのか(増税が主な理由ではなく)
家を購入するのか、建てるのか
最低でも、これぐらいのことを調べ考えられるほうがよいかと思います。

買い急ぎ過ぎて、あとで後悔されることのないようになさった下さい。

前回のコラムは☆高齢者の方の運転免許証返納が増加!?

                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年08月27日(月曜日)

☆高齢者の方の運転免許証返納が増加!?

年々、高齢者ドライバーの交通事故が増え、そのたびに社会や家族から免許証返納について話が出てきます。
運転免許証は、自動車を運転するといった本来の目的の他に身分証明書という役割も果たしています。
さまざまなところで顔写真入りの証明書を求めらることが多くなり、顔写真の入っていない健康保険証では困難なこともあります。
そのようなこともあり、高齢者の方の運転免許証返納といったことが少なかったそうです。
しかし、今年の4月から運転免許証を返納し<本人の申請で顔写真入りの運転経歴証明書が発行されるようになりました。

以下、警視庁のウェブサイトより
「有効期限内に運転免許を返納し、その日から5年以内であれば、
運転免許試験場へ申請することにより「運転経歴証明書」の交付を受けることができます
平成24年4月1日以後に交付された運転経歴証明書は、交付後6か月を超えても、
運転免許証と同様に身分証明書として用いることができます(例 銀行口座の開設)。」

「免許を返納する勇気」
 
 前回のコラムは☆家の増築は気を付けて!


                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年08月22日(水曜日)

☆家の増築は気を付けて!

に住み始めて年月が経つと、さまざまなことで増築をしたいと思われるときが来るかもしれません。
そんな場合、安易に業者を決めてしまうと、大変な結果になる可能性があります。

「解体屋ゲンさん」という漫画の話ですが、増築部分と元の家の部分がズレるということが起こりました。
原因は増築部分が梁一本 床板一枚も元の家(母屋)と繋いでいなく、
壁紙と床クロスでくっついていたということが原因でした。外壁のモルタルで覆い隠し外から見ても
わからないようにした手抜き工事でした。

これは漫画の中の出来事ですが、実際にもリフォームや増築では
さまざまなトラブルがあります。また増築は建ぺい率や延べ床面積、容積率などの建築基準法にも関わって
きます。先ずは設計事務所に相談されることをお勧めいたします。

   前回のコラムは☆日本最古の電話機を探訪、電話機グラフィティ (電話機コレクション)


                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年08月09日(木曜日)

☆日本最古の電話機を探訪、電話機グラフィティ (電話機コレクション)

東京の逓信博物館に行ってきました。逓信博物館では電信・電話についての歴史や科学が学べます。
日本にぺリーがもたらした文明開化の贈り物モールス電信機が160年経った現在、手のひらにすっぽり納まる
スマートフォンみたいな形に進化していくとは、誰が想像したでしょうか!

電信・電話の歴史をたどると、過去から現在そして未来につながる私達人類の叡智の足跡が見えてきます。
そのような電話機に魅せられた方のすごいブログがありましたので、ご紹介したいと思います。

電話グラフィティ (電話機コレクション) ぜひ興味のある方は覗いて見て下さい、博物館見学と同じように楽しいですよ!
   前回のコラムは☆消費増税
                                                     記事担当 中村 一幸



2012年08月04日(土曜日)

☆消費増税

衆議院で消費税法案が可決されました。今この時期になぜと言う思いの方も大変多いと思います。
住まいと消費税については、額が桁違いに大きく、消費税の上がる前に何とか建設に着手したいと
言うご相談が最近増えています。

先だって関東方面への出張のとき、関西と違ってこの動きをいち早く感じることがありました。
移動に際して、街のあちこちで建設作業員の姿を見る機会がありました。
関西は、1年遅れで関東の流れがついてくると言われていますが百聞は一見にしかずで肌で感じた
瞬間でした。

   前回のコラムは■他人事でない、急速な高齢化と少子化にどう向き合う! 増加している二世帯住宅
                                                     記事担当 中村 一幸



2012年07月09日(火曜日)

■他人事でない、急速な高齢化と少子化にどう向き合う! 増加している二世帯住宅

「急速な高齢化(長寿命化)や少子化の進行、持ち家の取得難、共働き家族の増加など、さまざまな社会状況を反映して、
親子同居がふたたびクローズアップされています。

}また核家族化による問題点が叫ばれるようになって久しい今、世代間のふれあいの必要性が、改めて認識されてきて
いるように思います。大勢の家族と暮らすことで、お互いに協調し合い、思いやる心を育て、知恵や文化を伝え合うことができます。

  ・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆二世帯住宅をはじめ多世帯住宅を計画するときに必要なこと
                                                     記事担当 中村 一幸



2012年6月26日(火曜日)

☆二世帯住宅をはじめ多世帯住宅を計画するときに必要なこと「世界で一番幸せになる家づくり」のために

「二世帯住宅にしてやるから、一緒に住め!」

「老後の面倒をみるために住んであげるからありがたく思え!」

「長男・長女・子ども・だから一緒に住むのが当たり前!」

「一緒に住んであげるからありがたく思え!」   ・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆それでも予算が厳しいときの提案
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年6月25日(月曜日)

☆それでも予算が厳しいときの提案
ご希望と・予算をお聞きした時に建築費の予算がとても厳しい場合があります。
このような時に私どもで提案しているのが、建設方法の見直しです

通常は、設計監理を設計事務所で行い施工を注文建築の得意な工務店何社かに見積をとり
競争して頂き、適正な金額の工務店に工事を一括発注し施工をお願いします。
競争見積・入札ですから当然コストダウンが図れますが、それでも予算が厳しい事が予測される場合が
あります。
このような時、更に工事種別ごとに競争見積・分離発注を行い、中間経費の更なる削減を行います。・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆「えっ? 家を建て替えることができないの?」「私の土地なのにどうして?」
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年6月18日(月曜日)

☆「えっ? 家を建て替えることができないの?」「私の土地なのにどうして?」

大阪、京都で風情のある路地といえば法善寺横町と先斗町が思い浮かびます。そして、どちらもその風情さが映画や
ドラマ、小説、歌詞などの舞台になったりしています。

このような路地は何もないときは、その風情ある路地のお店で食事をしたり、また散策したりと楽しむことができますが、
ひとたび火事が発生すれば、たちまち燃え広がることになります。

今から約10年前の平成 14 年 9 月に起きた「旧中座」の火災により、隣接した「法善寺横丁」北側. 部分の一部の飲食店
街が類焼した事件がありました・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆「設計事務所(建築家)と建築依頼主で秘密は禁物」
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年6月5日(火曜日)

☆「設計事務所(建築家)と建築依頼主で秘密は禁物」

既に家として建物が建っている場合は、家の売買という売主と買主の取引で住まいが手に入ります。
しかし、家を一から設計事務所(建築家)とつくる場合、何もないところから建築依頼主の方と一緒に
家づくりをしていきます。これまでの住まいや不満点、住まう人(家族)のライフスタイル、そして家づくり
に必要なお金のことなどを伺いながら、建築依頼主の方の住みたい家を作り上げていきます。

ひとたび建築家に設計を頼むことを決めたなら、手持ちの資金をはじめとして、自分たち家族の
プライバシーを赤裸々に明かすことになる、ぐらいの覚悟が必要です。それを話さずして、要所要所
だけ説明し、都合の悪いことは秘密に、あるいは省略しておきたいなどという態度で臨んでは、本当
に自分たちの生活スタイルに合った家はできないからです。         ・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆「無理をしない節電」これからの家づくり。
                                                     記事担当 中村 佳恵



2012年5月30日(水曜日)

☆「無理をしない節電」これからの家づくり。

昨年だけではなく、夏冬の電力需要期には必ず節電ということが、これからも課題になってきそうです。
一時的であれば、多少の無理も可能ですが、今後も引き続き節電となれば無理をしない節電の方法が長続きします。

今から新しく家を建てようとされる方は、上記のようなことを優先的に考えられ、高断熱・高気密そしてパッシブデザイン
で家の設計をされることをお勧めいたします。

地球温暖化の影響で夏の猛暑・酷暑に注目されがちですが、これからの家づくりには冬についても極端な気温の低下
(極寒)も考えた夏涼しく、冬暖かい住まいになるようにすることが必要です。高断熱・高気密省エネ住宅については下記
にも記述しております

外断熱・高気密・高断熱で節電した大阪市阿倍野区の二世帯住宅
省エネ住宅に必要なものは
   前回のコラムは☆消費税増税と家づくり。
                                                     記事担当 中村 佳恵


2012年5月26日(土曜日)

☆消費税増税と家づくり。

最近、若いご夫婦から消費税が上がる前に、一戸建てのマイホームを持ちたいとご相談を受けました。

設計料率と同額に近い税率は、マイホームの取得に大いに影響しますし、ますます持ち家の夢は遠のいて
いくのではないでしょうか。消費税が導入された初期は、工事費の中で何とか納めていましたが、税率が大きく
なると、幾ら合理化したとしても吸収できないでしょう。

ここは、若いご夫婦のためにも、ますます賢くコストダウンの知恵を磨く必要が有りそうです。

   前回のコラムは☆最近、女性の家づくりのご相談が増えています。
                                                     記事担当 中村 一幸



2012年5月19日(土曜日)

女性の家づくりのご相談が増えています
☆最近、女性の家づくりのご相談が増えています。

女性の社会での活躍の場が増えたことや男性より長い平均寿命、実家のご両親のケアーなどで、一人住まい、
二人住まい、三人住まい、プチ二世帯住居、本格的な二世帯住宅などのお話が多いように思います。

先だってテレビ大阪・日本のすごい家で放映されたお住まいは、シングルマザーの看護師さんが主役の家づくりでした。

実家で1人暮らしをされているお母様と一緒に住むために建て替えをしようと決意され、当事務所に電話をかけて
こられました。

電話をかけてこられたときには、すでに当事務所での家づくりを決められていたことで、次の打ち合わせから本格的な
家づくりへのプロセスを進めていくことができました。     ・・・つづきを読む
   前回のコラムは☆「設計料は出来るだけ払いたくない」「設計料は無料がいい」!
                                                     記事担当 中村 一幸



2012年5月17日(木曜日)

☆「設計料は出来るだけ払いたくない」「設計料は無料がいい」!

「家のプランって、簡単な外観と間取りをサッサと描いた程度のものだから無料で当たり前」と思われている方が
いらっしゃるかと思います。そのことにあえて否定はしません。なぜなら、その無料を営業ツールにされているとこ
ろもあるからです。

ただ、そのようなことが「設計」というものを誤解される結果を招いているように私は思います。
下記の文は住宅雑誌「モダンリビング」で編集に12年間編集に携われていた中島早苗さんの著書からの抜粋です。

中島さんは在籍中300軒を上回る数の住宅を取材され多数の建築家とも接し住まいに関する本も多数出版されています。

         つづきを読む

前回のコラムは☆お客様はプロを求めている!
                                                     記事担当 中村 よしえ



2012年5月12日(土曜日)

☆お客様はプロを求めている!

お客様の求めに応じて言いなりの家を設計したとしたら、長い目で見てみてお客様は満足するでしょうか?

建築のプロとは、お客様の要求を聴き取り、本質を整理し、敷地条件、限られた予算や法律、地域の特性、
建物の性能を考え、相矛盾する条件を調整し、バランスよく組み立て提案し、安全で高性能な、美しい住まい
を創造する能力だと考えています。

今日の住まい造りにおいては、ハウスメーカーが提示する規格化されたモデルに、そこに住む人が合わせな
ければならない家づくりが重宝されています。

ハウスメーカーのセールスマンが数分間で描く間取りプランに合わせて生活できる人は、これでも十分満足
なのかもしれません。10分プランニングそして見積・合意・契約・3ヶ月で人生最大の買い物といわれる数千
万円の家が建てられいる事が多い中、私達は、住む人が主の家、オーナーメイドな家づくりに建築のプロと
して建築主と一緒にかかわっていきたいと考えています。

前回のコラムは☆二世帯住宅での費用を主に負担する人

                                                     記事担当 中村一幸



2012年5月07日(月曜日)

☆二世帯住宅での費用を主に負担する人

費用を主に負担する人の意見が家づくりの全てを決定してしまうこともあります。
この場合、二世帯住宅に大きな影響がでてきます。親世帯が、ほとんどの費用を負担するとき、子世帯の要望
する間取りや水周り、位置などを聞かずに、進めていかれ、二世帯住宅での同居が不安・不満という相談をイン
ターネットで見受けられます。

せっかく、世代の違う家族が一つ屋根の下に集い住まうのに、これでは最初から不平・不満の塊の元を作って
しまうことになり、多額の費用を負担してもらった「ありがたみ」を感じなくなります。     つづきを読む

前回のコラムは☆住宅メーカー選びなら○○にご相談を、ハウスメーカー・工務店とのマッチングビジネス

                                                     記事担当 中村一幸



2012年5月03日(木曜日)

☆住宅メーカー選びなら○○にご相談を、ハウスメーカー・工務店とのマッチングビジネス

先日、若いご夫婦の建築相談を受けました。

「住宅メーカー選びなら○○にご相談を! メーカーごとに価格や得意分野は様々。
 住宅メーカーを知り尽くした専門アドバイザーが、あなたにぴったりなメーカー選びを無料サポート 」
 
 ポイント1. 自分たちに合う会社を見つけてくれる
 ポイント2. 中立的な専門のアドバイザーがサポートしてくれる
 ポイント3. コンペで建築会社を比較できる
 ポイント4. 無料講座を開催!注文住宅の基礎知識が学べる

ご相談者に、これはハウスメーカー・工務店とのマッチングビジネス(新しいビジネスモデル)といいます
これこれ、しかじかの仕掛けで成り立っています。最後はお客様が費用を分担する仕組みになっています。
情報満載の無料、フリーペーパーは大いに参考にしても大丈夫ですよ、とお話ししました。

前回のコラムは☆工務店、ハウスメーカーの家づくりでも、免許証を提示しての重要事項説明が必要です。

                                                     記事担当 中村一幸



2012年5月02日(水曜日)

☆工務店、ハウスメーカーの家づくりでも、免許証を提示しての重要事項説明が必要です。

欠陥住宅のご相談を最近受けることがありました。毎日口にする食品では産地の表示や生産者の顔が見える
事が当然になっていますが、大きな費用が発生する家づくりに欠かせない設計や現場の品質監理については
一体だれが担当しているのか、いまだに十分な説明がなされていません。

重要事項説明とは、設計・工事監理契約をめぐるトラブルを未然に防止するため、設計又は工事監理を
行う建築士事務所(工務店・ハウスメーカー)から、建築主に対し業務の内容や業務体制等を説明するものです。
建築主がその内容を理解した上で、契約を締結するかどうかの判断材料とすることを目的としています。

重要事項説明を行わなかった場合や虚偽の説明を行った場合は、その工務店・ハウスメーカーや説明を行った
建築士が監督処分や懲戒の対象となりえます。なお、説明を行う建築士が免許証および免許証明書を提示しな
かった場合は、その建築士は10万円以下の過料の対象となります。ご存知でしたか・・・  つづきを読む

                                                     記事担当 中村一幸



2012年4月30日(月曜日)

壁で囲まれた家は、通風の設計がないと暑いだけの家になります。

テレビをみていると左右、前後のマンション等からの視線を遮る工夫をしつつ光を家に取り込み明るい家が紹介されていました。
しかし、大事な風を流れる工夫をしていませんでした。アナウンスも光と周囲の視線を遮るということは有りましたが「風」については
何も仰っていませんでした。

住まう人にも建物にも光だけではなく風の流れも必要です。

風通しがないと空気がこもり湿気もこもり、カビの原因にもなります。

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                                                     記事担当 中村一幸



2012年4月23日(月曜日)


☆4月20日 大阪科学技術センターでの耐火木造建築物設計講習会に参加してきました。

講師は安井 昇 工学博士
海外では当たり前の木造耐火建築物は、日本では2006年10月に耐火認定され全国で2010年3月までに200軒を超える実績
が報告され、これから伸びていくことが予想されます。
当事務所は、昨年、戸建て住宅の準耐火建築を設計開発した時に、その可能性に着目し研究開発を行ってきました

■木材を使った耐火建築物が 鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)に比べて優れているポイント

1.木材の炭素貯蔵能力が地球環境にやさしい、再生可能な循環資源
2.断熱性に優れ省エネルギーである
3.建設コストが下がる(鉄筋コンクリートと比べ30%↓)、工期が短くなる
  つづきを読む

費用のページを更新しました
                                                     記事担当 中村一幸



2012年4月19日(木曜日)


☆建て主が公開 「あの会社の見積書」、住まいの情報センターで住友林業の見積書を見てきました

大阪市の天神橋六丁目にある住まいの情報センターに行ってきました。ここは住まいに関する情報がいっぱいあります。
今日は、日経ホームビルダーで建て主が公開している木造注文住宅の有名ハウスメーカー、住友林業の見積書を見てきました。

住友林業の木造二階建て、1階床面積 63.76u 2階床面積 55.48u 延べ床面積 1119.24u (36坪)                     
  本体工事            2,495 万 (69万/坪)

  オプション工事(提案工事)   306 万
  付帯工事             172 万
  インテリア工事          175 万 (カーテン・ブラインド・照明器具など)
  設計料・諸手数料         89 万       
  合計               3,237 万 (90万/坪)

やっぱり、住宅金融支援機構統計住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の坪単価表 (建設費用/延べ床面積坪数)            
と近い価格の坪単価だった。建築主はマンションの修繕積立金が無駄だと思ったのをきっかけに注文住宅を考えられた
ようです。

費用のページを更新しました
                                                     記事担当 中村一幸


2012年4月17日(火曜日)

☆今日はテレビ番組の収録

3月8日に引渡しをいたしました「明日を育む家」がテレビで紹介されることになり、今日がその収録日なのです。
今回、住まい手の方である女性が大黒柱なので、とても忙しいうえに息子さんの体操の練習もあり、今日の午後から撮影となりました。

また外観など主なところを昨日の間に撮影をしていました。

今日は、建築主の女性、息子さん、祖母さまが主役で建物は脇役、そして東京から前回もお世話になったタレントの山崎まさやさんが加わって
の収録。


どのような撮影風景にになるのか楽しみです。
また、とてもお忙しいなか日程調整をしていただいた建築主の方に感謝、ありがとうございます。
                                                     記事担当 中村佳恵


2012年4月12日(木曜日)
☆ハウスメーカー・建設会社によって違う坪単価の疑問?

家を建てるときにいったいどれぐらいの建設費を基準に考えればいいんですか?と言うご相談をよくお聞きします。

例えば、住宅ローン代表の住宅金融支援機構統計でフラット35を使った場合の平均的な実態建設費は、
     住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の坪単価表 (建設費用/延べ床面積坪数) から計算してみると
     2階建て木造住宅、床面積35坪 (約115u) の場合
      35坪 × 67.8万/坪 = 約2.373万 ほどかかるとなっています。

さて、この坪単価いったい何が含まれていて、何が含まれていないか?一例ですが、住宅の設備機器で普通の
キッチン・豪華なキッチンは?大きなお風呂・普通のお風呂?、エアコンは?トイレはどんなんで、何箇所?照明
器具は含む含まない?ランCD管、マルチメディアの設備は?・・・?内部の壁仕上げ材はビニクロ・漆喰?、床は
高価な無垢材・張り物の床材?・・・?天井は?アルミサッシの性能は?ガラスは?・・・?また肝心の床面積に
は外部の床、例えば屋根付き玄関ポーチ・バルコニー・インナーテラス・吹き抜けは含まれている・いない?など
疑問がわいてきますね、       詳しくは・・・・つづきを読む
                                                              記事担当 中村 一幸
 前回のコラムは☆家の設計図を詳細につくる事は、契約書を詳細に作る事と同じです!


2012年4月10日(火曜日)
☆家の設計図を詳細につくる事は、契約書を詳細に作る事と同じです!

建築トラブルの相談に共通している事は、契約内容がハッキリしていない例が圧倒的に多いことです。
具体的には、詳細な設計図書・仕様書・契約書がないことです。(一軒の家で大体30枚くらいの設計図が必要です)

トラブルが訴訟まで発展すると、裁判では必ず何が「瑕疵」であるかと言う事になります。

裁判の判決事例によると、建築請負契約における「瑕疵」とは、注文者と請負人との間で合意によって明らかに
された建築予定の建物 (具体的には設計図やその他の設計図書により決まったもの) と現実に建築された建物
の間に食い違いがある事となっています。詳細な設計図書が無いと何が「瑕疵」かをまず争うことになり大変です。

日本プランニングは、この契約書 (設計図書) をつくって注文者=建築主の利益を守る業務を担っています。
契約内容(設計)をハッキリすると、手抜き、材料、強度仕様すり替えなどを防ぐと同時に、訳の分からない建築費用
の水増しも防げ、建築費がトーメイ化し安くなります。
素人の建築主には訳の分からない建築費も、建築主の代理人である建築士が契約内容と照らし合わせてチェックします。            
                                                              記事担当 中村 一幸

 前回のコラムは☆カッコいいだけの住宅って??


2012年4月9日(月曜日)
☆4月9日、カッコいいだけの住宅って??

4月7日、欠陥住宅の相談会に出席いたしました。

新進気鋭、人気の若手建築家がマッチングサイトで設計した、2階建て80坪の高級注文住宅、たぶん億近い建築費。
完成後、子育て最中の建築主も期待していた通りのステキなカッコいい住宅ができたと思っておられたようです。

さてこの日の問題点は、家に人が住み、生活を営むということを忘れたデザインであるという点でした。

隙間から、風がビュービューと吹き込み、雨の日には室内に雨水が染み出し、ゴキブリや外から
の虫がお構いなく出入りするうえ、他の部分でも雨漏りがひどく、寒くてたまらない等など。
団らんのリビングには家族が集まる目印の灯りがひとつだけ・・・提案は斬新だが生活ができないほど暗い照明など。

多大な費用をかけてつくったマイホームがカッコいいだけの作品住宅では、仏つくって魂いれずのようです。
                                                                   記事担当 中村 一幸
前回のコラムは☆南森町のいきいきエイジングセンターで欠陥住宅関西ネットの個別相談会に出席いたします。


2012年4月6日(金曜日)
☆4月7日、南森町のいきいきエイジングセンターで欠陥住宅関西ネットの個別相談会に出席いたします。

欠陥住宅関西ネットの活動は、大きく、欠陥住宅被害にあわれた方に対する相談・現地調査等の被害救済活動と、
欠陥住宅被害にあわないための予防・啓蒙活動から、成りたっています

今回は、個別相談と言う事で担当の建築士、弁護士を交えてお話を伺います
                                                                   記事担当 中村 一幸


2012年4月5日(木曜日)
☆先月、欠陥住宅関西ネットを通じてトラブル相談がありました。

「当所、軽微な修理だけを工務店に依頼をしたが、話をしているうちに本格的なリフォームになり建て増しも含めたものになった。
費用の支払いも出来高払いとの約束が、さまざまな理由で費用を請求され支払った。
その他にも業者について納得のいかないことは多数あり残額請求に応じたくない」とのこと
(以下詳細は今後のこともあり省略)

事前に写真や資料を送ってもらい、そして実際に現地のお宅をお伺いし内容を確認しました。
まず、ご相談者の方からお話をお伺いしたあと、問題とされている箇所を中心に写真を撮り、家の中を測定しました。
今後、ご相談者の方が業者に対してどのようにすれば良いのか、建築の観点からのアドバイスをさせていただき、
帰社後、それらのことをまとめた報告書を作成しご相談者の方にお渡しいたしました。
                                                                   記事担当 中村 佳恵


2012年4月4日(水曜日)
☆リフォームも家づくりも業者主導型は不満やトラブルの元になります。

 昔の家づくりは建築主の方が地元の大工さんに「全てお任せします」といったケースが多かったのではないでしょうか。
その際は、それまでの大工さんの経験や考え方、手間のかけ易さが左右し「大工さんが、このようにしておいたほうが良いといっているんだか
ら」ということで今のような住まう人が間取りについて要望を出すことはなかったと思います。



今でも、そのような場合があるようで、ある業者さんのホームページには「全部お任せ!で、満足いただいたお客様もたくさんおられます」と
記載されているのを目にしました。またそれ以外でも女性が依頼主の場合、要望や希望を言っても「それはできない!」と威圧的な態度で「ワ
シに任せとけばええんや」と言わんばかりの対応も有ったと耳にしました。


工事が全て上手く行き、住んでからも満足のいくものであれば、それで良いのですが、ひとたび何かあれば建築主にとって、とても不利なもの
になります。 すべて業者にお任せするということは、細かなことを何も取り決めていないので、どんな材料を使っても契約違反にはならないと
いうことになります。工事や仕上がりについても同じことがいえます。


いずれにしても、細かな取り決めをした契約書が無いまま、工事に入り、完成したあとで瑕疵や不具合を発見したとしても、それを業者に補償・
補修請求をするのは至難の業です。また精神的にも費用的にも余分な負担を強いられます。


これらの負担を考えると、依頼するまえに、しっかりと調べ、そして自分たちが「どれだけの予算で、何をどうしたいのか」を明確にしておく必要
があります。 家に関していえば業者の方に「全てお任せします」の業者主導型は不満やトラブルの元になります。

                   日本プランニング一級建築士事務所の家づくりの取り組み方
                                                                    記事担当  中村佳恵 


2012年4月3日(火曜日)
☆大阪市住吉区「長居公園」の桜が咲いてきています。

 今日は全国的に大荒れの天気ですね。当事務所のある大阪市住吉区は今(午後3時現在)暗い空の雲は流れが速く、強い雨風が
降っています。

当事務所の近くにある長居公園では、桜やアーモンド、その他の花が咲いてきて春が訪れてきています。
しかし、今日の強い雨風で、やっと咲かした花が散らないか心配です。

長居公園の中にはセレッソのホームであるスタジアム、プールと植物園や自然史博物館があります。
植物園には、さまざまな種類の草花があり、桜・ハナミズキ・ぼたん・アヤメ・菖蒲・バラ・ハーブ・コスモス・・・・・などなど季節ごとに
咲く花が見ることができます。

長居公園の桜・アーモンドの花などの写真は→大阪的見聞録そして大阪の住まい
自然史博物館では6月3日まで「新説 恐竜の成長」という特別展が催されています。
                                                                   記事担当 中村 佳恵


2012年4月2日(月曜日)
☆リフォームや建て増しも業者選びは家づくりと同じくらい慎重にする必要があります。

  家を建てるとき、ハウスメーカー、工務店そして設計事務所のうち、どこに頼めば大丈夫なのだろうかと、沢山のことを調べても
最終的に決定に至るまで、かなりの時間を大部分の方が要しているのではないでしょうか。 日常の買い物と違い、多額の費用を
必要とする家づくりでは当たり前のことだと思います。

一方、リフォームや建て増しをするとき、家づくりと同じ慎重さで業者選びをされている方は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
誰が、どの箇所をどの材料を使い、いつまでに、いくらの費用で、どのようにするのか等を取り決めた契約書を交わし、さらに設計図、
設計図書を業者から、もらう必要があります。

契約書を交わしているのに、なぜ設計図や設計図書を業者から、もらう必要があるのかですが・・・
家のどの箇所をこのような材料を使い、このようにリフォームや建て増しをしますといったことを具体的に新築時と同じように
業者が設計図に表すことによって、工事完了後に発見した不具合や瑕疵に対して補修請求が可能です。
これらのものが契約時に無ければ、完成後になんらかの不具合や瑕疵を発見しても、補償請求すら出来ない可能性が
あります。

リフォーム・建て増しも、工事の内容によって、かなり高額になる場合もありますので、それらのことをキッチリとしてくれる業者
選びが大切です。     リフォームのページ 
                                                                記事担当  中村佳恵