■大阪万博が開催された昭和45年に建てられた築40年の家。
キッチンの後ろの作業通路巾が80pしかなく、既製品のシステムキッチンを入れると、作業通路が狭くなり、作業通路を広げようとすると大規模な改造になり大幅なコスト増につながったからです。高度経済成長時代の後半とはいえ今現在より電化製品が少なかった当時。 コンセントの差込口も今の生活様式ではかなり足らず、差込口をキッチンと和室に増やして欲しいとのご要望がありました。 ■分電盤の容量アップ 分電盤の容量もIHコンロにするために増設する必要があり、今後のことも考え余裕のある容量にしました。 キッチンは以前に一度リフォームをされていましたが、奥行き55cmの既製品で食洗器やIHコンロがないものでした。今回、IHコンロに変更するにあたって、キッチンそのものを取り替えたいたいとのご希望でシステムキッチンへのリノベーションのご依頼を受けました。 サイズを測り、既製品で食洗器やIHコンロ付きのシステムキッチンを選択する 作業をしたところ、奥行き55cmのサイズのシステムキッチンはありませんでした。 しかし、オーダーキッチンだと以前のキッチンの奥行きより5p足した奥行き60cmのものだと可能ということでオーダーによりシステムキッチンが完成しました。 ■5pの寸法にこだわる なぜ5pの寸法にこだわったかと言いますと、 システムキッチン製作は、オーダーキッチンを専門にしているユーロモビル藤屋さんに依頼しました。 ■キッチンの照明もLED照明へ またキッチンの照明も暗く手暗がりになっての調理だったので、LEDの蛍光灯と新たに取り付けたLED照明器具で明るく楽しいキッチンとなりました。 |
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お客様からの質問 ● IH(インダクション・ヒーター)と電磁波について ● |
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■「IHコンロ(IHクッキングヒーター)に替えたいけど電磁波のことが心配です」というお話をよくお伺いします。
また「オール電化のほうが光熱費が節約できるようだけど、IHコンロ(の電磁波)がねぇ〜」という声もあります。 電磁波はIHコンロだけがでるものではなく、これまでも家庭にある電化製品、そしてガスファンヒーターやガス給湯器などガス器具でもコンセントを差込口にさして電気にて可動させるものには必ず電磁波が発生します。 下記、世界保健機構(WHO)は2007年6月に超低周波の電界および電磁界の健康影響に関する見解を以下のようにまとめました。 短期的影響については「高いレベル(100マイクロテスラよりはるかに高い)での急性ばく露による生物的影響は確立されている」とし、ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)などが定めた、すでに分っている健康への有害な影響を防止するためのガイドラインを推奨している。一方、長期的影響の可能性については「全体として、小児白血病に関する証拠は、因果関係としてみなせるほど強くない」と述べており、成人のがん、うつ病、心臓血管系疾患、生殖機能障害などとの関連性はさらに弱いという。
また、いわゆる”電磁化過敏症”については、以前から「その症状が電磁界ばく露と関連するような科学的根拠は無く、その症状は医学的診断とはみなせない」との見解を示している。以上のように電磁波についての見解をWHOが出されていました。 以下、「全米科学アカデミー」「資源エネルギー庁」「環境省」などの公的機関の報告書でも『居住環境における電磁界が健康に有害である証拠は認められない』と結論付けています。 ■最近は、高齢者向けの住宅にIHコンロを設置するところが増えてきています。 その他、生活の中で電磁波の発生するものは、携帯電話、テレビ、蛍光灯スタンド、ヘアドライヤー、掃除機、IH炊飯器、食洗器、電気カーペット、電子レンジ、電気毛布、洗濯機、冷蔵庫・・・数え上げたらきりがありません。これらの生活機器は、生活するためにより便利ではありますが絶対に必要かというとそうでもありません。 IHコンロを含め携帯電話などの生活利便性機器は、生活の利便性と電磁波による影響の可能性をはかりにかけて、現時点の科学的安全性報告資料を元に一人ひとりが、電磁波の発生する生活利便性機器を、使うか使わないかを自分で判断すればいい物でもあります。 ■それよりも恐ろしいのが調理中のコンロやストーブの火からの着衣着火なのです。 2005年〜2009年までに86件のコンロやストーブの火が服に燃え移る事故の報告があったそうです。そのうち39人が死亡し、その大半が70歳以上の方だったことが、経済産業省所管の独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE〈ナイト〉)の調査で判明。 ■但し、心臓用ペースメーカーをお使いの方は、 ペースメーカーの機器に誤作動を起こさせる可能性があります。IHコンロを検討されておられる上記の方は、ご契約・ご購入される前に担当の医師にご相談をなさってください。ペースメーカーは、航空機による旅行でも誤作動が発生する恐れのある機器となっていますので注意が必要です。 |
【アフター CG】 |
■賃貸収入を上げるために サラリーマンである建築主が、都心に近い小規模のマンションを購入し資産 運用のための魅力的な貸室にリノベーションした例です。 ■ドアを開けると室内が丸見えだった Befoerは、ドアを開けると室内が丸見えで玄関下足箱の後ろに洗濯機を置 くようになっていました。 ダイニングルームとしても中途半端な間取りでした。ユーティリテー空間としての バス・洗面・トイレの3点セットユニットはこうした資産運用物件では一般的で すが、質の高い都市型の居住空間を求めるユーザーとのギャップがありました。 ■賃貸特有の狭い3点セットのユニットだった そこでAfterリノベーションとして玄関ドアを開けても室内が見えないようにしまし た。都市型の居住者の多くがシャワー型であるので、高級シャワーユニットを設 置した。洗面・洗濯・トイレをそれぞれ独立させた。 ■収納を細かく仕切って使いやすくした 大型の収納は多用途に対応できるように細かく仕切った。床材・壁材・天井 材は前面改装した。 ■総工事費用をおどろくようなコストで達成した。 |
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■建築年数の古い長屋の改修は、以下の3つの点で困難を極めます。
◎壁が土壁であること ※必要な手摺等が簡単に取り付けできない ◎構造的にかなり脆弱であること ※住宅改修を施すのに他の構造部分の補強 が必要 ◎木造住宅であり、特に和式便所まわりの水洗いによる経年変化激しいこと ※ 木材の腐朽やシロアリの害が同時に進行している。 建築年数の古い長屋の改修のニーズに対する回答が、7日で完成した劇的な耐 震シェルタートイレだった! ※建築主のお話によるととても暖かくて、手すりの位置がとても良く、長年悩んで いた便秘がすっきり解消したとの事でした。 大阪市阿倍野区の4戸一の長屋リハビリ&セラピーリフォーム・修繕・改修 築90年の木造2階建て住宅のトイレ改修(リフォーム) ■改修工事内容 1.タイル貼り汽車式トイレを高齢者対応 トイレに改修 2.洗濯場の機能化 3.階段手すり設置 4.玄関扉の開閉不良を調整 5.中庭の残材・不用品の処分 6.屋根瓦の整頓 7.屋根材・樋の一部を修繕 8廊下段差・がたつき修繕 |
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大阪府河内長野市アクティブシニア・高齢者がより快適・安心・安全に過ごせる
住宅改修 ■分離発注の住宅改修・リノベーション・リフォームでコストダウン! お客様から、新築当時の設計図面を見せていただき、現在の住まいの状況 をお伺いしながら、リフォームを希望される箇所の確認と寸法取りをしました。 そして奥様から裏庭での洗濯物干しについて、旦那様からはテレビ台につ いて、今より使いやすくスマートな方法はないかというお話がありました。それ が画像のサンデッキ(ウッドデッキ)とコーナーテレビ台です。傷みかけていた屋 根は、瓦を新しくするとともに軽量化いたしました。 ※屋根瓦は重すぎると瓦の重みで揺れに対して耐え切れなくなります。反 対に軽すぎると、強い風が吹くと瓦が飛んでいく可能性があります。洗面所 は狭く、そのままでは満足な広さを確保することができません。そこで洗面・ 洗濯機の背面の壁を45cm張り出しすることによって狭かった洗面所を広く すっきりとなり、洗濯機の排水口の位置を防水パンの取り付けて変更し、洗 面化粧台、棚も新しくしました。 *防水パン=排水口の付いた受け皿。洗濯機から万一水が漏れたときでも 、直接床に水が流れ落ちるのを防ぐための受け皿です。 浴室はユニットバスを採用、施行いたしました。手すりの位置を奥様・旦那 様に確認していただき取り付けました。 ■アンチエイジングリフォーム・修繕・改修 築30年の木造2階建て住宅の住宅改修(リフォーム) 改修工事内容 1.タイル貼りお風呂を耐震断熱 バリアフリーのユニットバスにする 2.洗面脱衣洗濯室の機能化・収納 スペース拡大 3.食堂天井クロス張替え 4.和室テレビボード・ハンガー長押の製作 5.洋室の窓をインナーサッシ追加で断熱 防犯化 6.洗濯物干し場のバリアフリーと多機能化 7.屋根瓦の葺き替え軽量化 |
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入居した当時は、さほど気にならなかったことが、時代の流れとともに現在の生活様式とは合わなくなってきています。そのような場合は、思い切って家全体を見直し、今の暮らし方・住まい方に合うようにリフォームではなくリノベーションという方法で工事を選択されて見てはいかがでしょうか。 私ども日本プランニング一級建築士事務所では、お住まいについての悩みをお伺いし、安全・安心・快適に暮らすことができるように提案・アドバイスを致します。そして、お客様がご理解・ご納得されたうえで契約後、設計および工事をさせていただきます。 |
当事務所は数多くの建物の設計経験とノウハウに基づいた、新しい住まいづくり・マイホームの姿を提案しています。 キーワードは、「すでに起こった未来を探す・・・」から考えるあなた自身のマイホームの姿です。 |
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■バリアフリーは、まず玄関から (当事務所の標準) いま貴方のお爺ちゃんやお婆ちゃんの家で起こっている事は、これからの貴方の住 まい家づくりでも確実に起こる問題でもあります。 例えば問題点の一つ玄関の段差解消 玄関の上り框、木造住宅の場合法的な制限で地盤面から最低で50センチ上げなけ ればなりません。これが段差になります。 お爺ちゃんやお婆ちゃん、また未来の私達にとつて、この50センチ段差は、大バリ ヤーです。バリアフリー仕様が叫ばれていますが、こと玄関までのアプローチの段 差と上り框の段差解消については、真摯な提案を見たことがありません。 すでに起こった未来を探す家づくりから 例えば問題点の二つ目、築後30年の改修 耐震的に間取りの変更がしにくい木構造の家 さて、貴方の家づくりは、如何考えますか? 日本プランニングは、提案します! |